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Close up portrait of woman while loo0king up in the city

部屋の第一印象は2秒で決まり、その印象は半年間続く。

空き室になり、部屋の掃除やリフォームを済ませれば、あとは内見者を待つばかり。 物件との出会いを心から喜んでくれる、新たな住まい手の姿を思い描き、楽しみにその時を待ちたいものです。しかし、 ある調査結果によると、部屋探しをする人が、 数多あるネット上の候補物件から内見希望に選ぶのは、一人平均3軒程度。 一軒ごとの内見時間は6〜15分が最も多く、長くても20分でした。 希少なチャンスにもみえる内見のた
Senior couple having tea in kitchen

200年の耐久性を持たせる住宅を目指す「住み継ぐことが当たり前の時代へ。」

私たちが家を新築するとき、「次世代に受け継がれる家」を創ろう、というミッションを視野に入れることは可能でしょうか。 2019年の住宅購入に関するある調査では、ライフスタイルと資産価値のどちらを優先するかという問いに対し、ライフスタイルを優先すると答えた人が、全体の7割近くを占めました。 住宅の購入は、結婚や出産、子供の成長など、ライフスタイルが変化する多忙なタイミングで行われることもあり、売却のこ
Young female solo traveler taking photos with smart phone

インスタで部屋を選ぶ若者たち「アート作品のようなオリジナルの世界観をどう表現できるか。」

2017年に 「忖度(そんたく)」 と並んで流行語大賞になった 「インスタ映え」 現象は未だ衰えることがなく、必要な情報は、写真で探す、共有する、という文化となって日常に浸透し続けています。 インスタグラムユーザーは、日本国内でも2019年には親サービスであるフェイスブックの月間アクティブユーザー数を超え、3,300万人を記録。世界では10億人のアクティブユーザーを獲得しました。 また、近年では男
Plants and Japanese man

自然が家の中に増えたら、明らかに生活が豊になった。

太陽光や植物の緑など自然にふれることで、働く環境での幸福度・創造性はそれぞれ15%、生産性は6%も上昇することがわかっています。 精神の安定や直観力の向上には脳内物質セロトニンが活躍しますが、セロトニンの分泌にも日光浴は不可欠。 特に、朝の目覚めから30分以内に日光を浴びて、体内時計を目覚めさせることが重要だといいます。 さらに、日光浴は体内でビタミンDを生成することで、心臓病、認知症、うつ病、ア
Japanese woman with beautiful smile

不動産の運用はあなたの人生そのもの「不動産の価値も人生観も常に変動していく。」

ある日、まだまだ元気だと思っていた親が亡くなり、心の準備をすることもなく土地不動産の所有権を受け継ぐ相続人になってしまうとしたら、どんなふうにその土地の未来を考えるでしょうか。 ある終活に関する意識調査では、親の立場で終活準備はしていても、土地相続については具体的な話し合いをしていない、という人がほとんどなのだそうです。 住むという道を選択しない場合、市街地であれば、たとえば、駐車場はコストもかか
Beautiful asian woman work from home with smart speaker for assistance

駅からの遠さを、テクノロジーで解決する。

理想の住まいの立地条件といえば、最寄り駅やスーパーマーケット、病院からも近いこと、というのは長いあいだ変わりませんが、ここ数年、求める距離はさらに短くなっています。 近年のアンケート調査をみてみると、駅から自宅までの “理想” の距離で、一番多い回答は「5分未満」、次に「7分未満」となっていました。 ところが、理想はさておき、現在の住まいはというと「10~15分以内」の距離が最も多く、許容範囲とす